これでちょっぴり北欧気分♪

日本でちょっぴり北欧気分を味わえる
素敵な北欧のくらし、食べもの、
インテリア雑貨などの紹介です。

2015/01

 親しくさせてもらっていたノルウェイ人女性、Tさんは日本の中でも地方都市に転勤になって住んだこともありましたが、そこでの生活も楽しみつつ日本人同僚ともいつもいい関係を保っていたようです。地方での勤務は数年で、その後は都市部にて今もずっと仕事をしています。

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            ノルウェイの冬景色

Tさんが日本で好きになったことの一つに、書道がありました。長く習い続け、毛筆ではわたしなどよりはるかに上手な字を書いていました(^_^;)

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Tさんが転勤で引っ越すたびにわたしもお宅に遊びにいきましたが、自分で書いたものを掛け軸にしていて、それをいつもその時々の住まいで飾っていました。それは漢字4文字の言葉で、外国の人が書いたとは思えないできばえ。彼女は、教えてくれていた先生の字がとても好きと言っていましたが、わたしはTさんの人柄に似た、安定感のあるのびやかな彼女の書道の字がとても好きでした。(^_^)

Tさんは長く独身で、独りのままでいくのだろうな~とわたしは何となく思っていましたが、50代になって日本の方と結婚されました!


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Tさんは今も日本で働いています。旦那様とも仲良く暮らしているようです(^_^)
彼女と出会って交流を持てたことでノルウェイが身近になり、彼女を通して垣間見た北欧の生活に新鮮な思いと気づきを与えてもらえました。
良きパートナーと末永く幸せでいてほしいと願っています。


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 これまでわたしが知り合った北欧の方々は、もうほとんどが定年になったり家族のことや子供たちの教育の関係などそれぞれの理由で本国に帰っています今でもクリスマスカードなどでやりとりのある方はもうほんの少しだけ。その中で、当時親しくさせてもらっていたTさんのことを思い出して書きたいと思います。



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           ノルウェイのフィヨルド



わたしが知り合ったのは主にフィンランドとノルウェイの方々でしたが、それぞれに違いがありました。もちろん個人の性格などの影響も多少あるかもしれませんが、北欧といっても国民性の違いがあるのだな~と感じます。

ノルウェイ人は一般的にシャイだと言われます。自己主張が強すぎないのは、どことなく日本人に似ているところかもしれません。一方フィンランド人は、男女ともにもっと前へ出てくる感じというか、自分の考えや意見をはっきりいう強さがあるように思います。(あくまでわたしが知り合った方々から受けた印象ですし、どちらがいいとかわるいとかではありません。)

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ノルウェイ人女性のTさんも、おっとりした感じを受ける人でした。でもよく働き努力家で、仕事で知り合う日本人顧客から良い評価を得ていました。人柄もいつも安定した感じで、こちらが安心していろいろ話せる人でした。

わたしは何度かお宅に遊びにいかせてもらって、食事やお茶をごちそうになりました。(^_^)
グラハムブレッドも彼女に教えてもらい、作ってみたいというわたしに当時手に入りにくかったグラハム粉をわけてくれたのもTさんでした。

その頃彼女は独身で、北欧の人らしいシンプルな食事をしていました。彼女が作って食べていたものの中で、わたしが今でも自分で作って食べるのが「マッシュポテトとソーセージ」。
(写真はイメージです。)




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これ、別に北欧料理じゃないかもしれません。でも、それまでこういうものを作ったことも食べたこともなかったわたしには新鮮で、且つ簡単でおいしかったので時々思い出したように作っています。

[作り方] ジャガイモ適量(自分が食べたい量)を蒸す・ゆでるなどして柔らかくなるまで加熱します。わたしは最近は、ジャガイモ2~3個を皮をむいて適当にカットしてからレンジで加熱しています。

加熱したジャガイモをつぶして、熱いうちにバター適量(風味づけなので少しでいいです)を混ぜて、バターが溶けてよくなじんだら牛乳(豆乳でも可)を少しずつ混ぜてつぶしたポテトを好みのゆるさにします。初めて作る方はここで多く加えすぎてどろどろにならないよう気をつけてください。最後に塩・こしょうを少々加えて混ぜます。これでマッシュポテトのできあがり。

ソーセージはゆでておきます。量は、自分が食べたい分だけ(^_^)

お皿にソーセージと、マッシュポテトをたっぷり盛りつけます。この料理ではマッシュポテトが主食です。ソーセージにマッシュポテトをつけながらいただきます。


わたしはほんとに下の写真くらいの感じで盛りつけてます。自分で食べる時はソーセージとマッシュポテトだけですが、サラダもこうして盛るとバランスいいですね。


     

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さて、もう一つ覚えているのが「パイン・チーズトースト」。この組み合わせ、全然変ではないですが自分じゃきっと思いつかなかったと思います。




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上の写真のトマトを、缶詰のパイナップルスライスに替えるだけです。チーズはもっとたっぷりめに。
パンは白いパンでもOKですよ。(上の写真のものにはトマトの下にハムもありますが、パインとチーズだけでもじゅうぶんおいしいです。)

初めて身近に感じた外国の人が、ノルウェイやフィンランドの人だったというのは縁というか、出会いというか。今でもその出会いに感謝しています。(*´∇`*)






ノルディック柄のダウンはんてんでノルウェイ気分に 。




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 日本でノルウェイの方々と知り合って、彼らのお宅でよく見かけたのがハーダンガー刺繍で作られた素敵なクロスやコースターなどでした。
ハーダンガーとはノルウェイのHardangerという地方の名前です。ハーダンガー刺繍は元々はイタリアで考案されたドロンワークという刺繍技法が様々な国に伝わっていき、ノルウェイではハーダンガー、デンマークではヒーダボーと呼ばれる刺繍となったそうです。
とても細やかな手仕事で、糸を抜いて模様を作ったりするいくつかのパターンを組み合わせていきます。糸を抜いたところがすかし模様のようになるのが特徴です。

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  photo credit: Lucia Schwery via photopin cc

わたしが知り合ったノルウェイの方で、年上の女性が特にこの刺繍をよくなさっていて、日本人の同僚や知人も教えてもらっていました。
テーブルクロスなどの大きな物は時間がかかるので、コースターやしおり、花瓶敷きなどを作っていましたね。

ハーダンガー刺繍のクロス類はノルウェイではとても一般的なものだと思います。以前ご紹介したこのお部屋の写真でも、テーブルクロスはハーダンガー刺繍のもののようです。

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   photo credit: Lindblom via photopin cc

わたしがいちばん印象に残っているハーダンガー刺繍も、このような四角いモチーフです。

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   photo credit: Percita via photopin cc

ハーダンガー刺繍は色糸を使わないのが基本のようで、このような白一色のものをよく見ました。まるでレースのようにも見える模様ですね。

(下の画像はAmazonへのリンクです)



楽天ブックスではこちら>>手づくり手帖11初冬号 北の国の手づくり


ただし、色を使ってはいけないわけではないようで、以前ご紹介したクリスマスツリーの刺繍もハーダンガー刺繍だったと記憶しています。(画像が小さくてすみません。ツリーの中が四角く糸が抜かれてかがってあります。)

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親しくしていたノルウェイ人女性は、学校でパンの焼き方などを習うと言っていましたので、ハーダンガー刺繍も家庭科のような授業で習うのかもしれないですし、親から子へ教えることもきっとあるのでしょうね。

機械ではできないであろう細かな手仕事による模様は、手作りの力というか雰囲気を放っています。糸を抜いて作る模様はいろいろパターンがあるようですが、アップの画像をひとつ見つけたので載せておきます。

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   photo credit: Lucia Schwery via photopin cc


初めての方でもトライできるキットなども、あります。(^_^)

ハーダンガー刺繍キット ドイリー《ホワイト オン ホワイト》 初心者向け【HLS_DU】【05P10Jan15】


ハーダンガー刺繍キット ドイリー 《クラシックオーバルスター》【HLS_DU】【05P10Jan15】


もしノルウェイに旅行されることがあれば、旅の記念にどうぞ。ていねいな手仕事のものなのでお値段はそれなりにすると思いますが、特別な日やクリスマスのテーブルなどに使うのにもふさわしいものなので、おすすめです。




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